『もしものときの備え』 見直しすると新たな発見がいっぱい!

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2023.05.19
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みなさんは、『もしものときの備え』を何かされていますか?

 

今年、2023年は関東大震災から100年。東日本大震災から12年。

日本は地震大国といわれるほど、地震の発生が多く、

大地震に対する対策をしている方も多いのではないでしょうか。

私自身、東日本大震災で被災した経験があり、

日ごろからローリングストックなどを心がけているのですが、

『災害対策=地震時の対策』になっていることに気がつきました。

 

日本は、地震だけではなく、台風、豪雨、水害、土砂災害など

自然災害を受けやすい条件が数多く揃っています。

山地が多く、河川が急勾配で流れも速いため氾濫が起きやすいですし、

南東の海上は熱帯低気圧が発生しやすく、これが台風となって日本を通過するときに、

豪雨や暴風をともないます。

 

日本が、地震だけでなく、その他の自然災害も受けやすいのはわかったけれど、

では私の住んでいる土地はどうなのだろう……。

そう思ったときに役立つのが『ハザードマップ』です。

確か、自治体から配布されていたはずなんだけど、見たいときに、見つからない。

これが、ハザードマップあるある。

そもそもちゃんと見たことがない方も多いのではないでしょうか。

 

実は、この『ハザードマップ』、

PCやスマートフォンから簡単に見ることができるのをご存じですか⁉

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国土交通省『ハザードマップポータルサイト』

https://disaportal.gsi.go.jp/

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住所を入力するだけで、

その場所の災害リスクを知ることができます。

私が住んでいる地域は、高潮や浸水のリスクが高いことがわかり、

水害時の備えをすることにしました。

例えば、水に濡れたり、泥まみれになったりしては困るものを2階の部屋へ移動。

大切にしている書類、通帳、貴金属類のほか、思い出のつまったアルバムや写真など、

分別し始めてから、あれもこれもと、結構移動したいものが出てきました。

被災時に持ち出す可能性が高いものは、濡れないように、

あらかじめジップ付きビニール袋などに入れておくこともお勧めです。

 

また、家族が揃ったときに『もしものときの備え』を話しておくこともいいかもしれません。

学校や職場で避難訓練はしますが、

家族で避難訓練をすることはほとんどないですよね。

 

例えば、家族が、学校や職場など別々の場所で被災した場合、

自宅に帰れない、連絡手段がないときの集合場所を事前に決めておく、などです。

近頃は携帯電話や電子マネーが主流となり、

公衆電話の使い方を知らないお子さまも多いそうです。

私自身も、テレフォンカードや小銭は持たないですし、

自宅や家族の携帯番号も覚えていない……。

家族で話をすると、大人と子供で気がつくことが違っていて、

新たな発見もできそうですね。

 

皆さんも「安心の換え活」として、

ご自身やご家族で『もしものときの備え』を見直してみてはいかがでしょうか。

 

出典:ハザードマップポータルサイト

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