『もしものときの備え』 見直しすると新たな発見がいっぱい!

みなさんは、『もしものときの備え』を何かされていますか?
今年、2023年は関東大震災から100年。東日本大震災から12年。
日本は地震大国といわれるほど、地震の発生が多く、
大地震に対する対策をしている方も多いのではないでしょうか。
私自身、東日本大震災で被災した経験があり、
日ごろからローリングストックなどを心がけているのですが、
『災害対策=地震時の対策』になっていることに気がつきました。
日本は、地震だけではなく、台風、豪雨、水害、土砂災害など
自然災害を受けやすい条件が数多く揃っています。
山地が多く、河川が急勾配で流れも速いため氾濫が起きやすいですし、
南東の海上は熱帯低気圧が発生しやすく、これが台風となって日本を通過するときに、
豪雨や暴風をともないます。
日本が、地震だけでなく、その他の自然災害も受けやすいのはわかったけれど、
では私の住んでいる土地はどうなのだろう……。
そう思ったときに役立つのが『ハザードマップ』です。
確か、自治体から配布されていたはずなんだけど、見たいときに、見つからない。
これが、ハザードマップあるある。
そもそもちゃんと見たことがない方も多いのではないでしょうか。
実は、この『ハザードマップ』、
PCやスマートフォンから簡単に見ることができるのをご存じですか⁉
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国土交通省『ハザードマップポータルサイト』
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住所を入力するだけで、
その場所の災害リスクを知ることができます。
私が住んでいる地域は、高潮や浸水のリスクが高いことがわかり、
水害時の備えをすることにしました。
例えば、水に濡れたり、泥まみれになったりしては困るものを2階の部屋へ移動。
大切にしている書類、通帳、貴金属類のほか、思い出のつまったアルバムや写真など、
分別し始めてから、あれもこれもと、結構移動したいものが出てきました。
被災時に持ち出す可能性が高いものは、濡れないように、
あらかじめジップ付きビニール袋などに入れておくこともお勧めです。
また、家族が揃ったときに『もしものときの備え』を話しておくこともいいかもしれません。
学校や職場で避難訓練はしますが、
家族で避難訓練をすることはほとんどないですよね。
例えば、家族が、学校や職場など別々の場所で被災した場合、
自宅に帰れない、連絡手段がないときの集合場所を事前に決めておく、などです。
近頃は携帯電話や電子マネーが主流となり、
公衆電話の使い方を知らないお子さまも多いそうです。
私自身も、テレフォンカードや小銭は持たないですし、
自宅や家族の携帯番号も覚えていない……。
家族で話をすると、大人と子供で気がつくことが違っていて、
新たな発見もできそうですね。
皆さんも「安心の換え活」として、
ご自身やご家族で『もしものときの備え』を見直してみてはいかがでしょうか。
出典:ハザードマップポータルサイト