食品ラップの使い分け

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2023.05.12
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近年、「無添加」というワードがメジャーになってきています。
食品や食材の購入時に、意識して「無添加」を選択する方も多いのではないでしょうか?

最近、私が知って驚いたのは、
食品包装用ラップフィルム(以下食品ラップ)にも「無添加」のものが存在すること。

「無添加食品ラップ」とは
粘着付与剤などの添加物を一切使用しておらず、
ダイオキシンの発生要因となる塩素を含まない食品ラップのこと。
水分を通しにくく、酸素は通しやすいため、
野菜や果物など空気を必要とする素材に向くようです。
燃焼しても塩素ガスが発生しないので、
環境に優しいというのはいいですね。

では「添加物」食品ラップは? というと
ポリ塩化ビニリデンや塩化ビニル樹脂が使用されているものを指します。
においや湿気、酸素を通しにくいので、においが強いものの「におい移り」を防いだり
乾燥を防止したりして、素材をみずみずしく保つのに効果的のようです。

このように食品ラップに違いがあることを知ったので、
これからはそれぞれの特徴に合わせ、用途によって使い分けをしようと思います。

例えば
・直接口に入れるもの、例えば「おにぎり」や「サンドイッチ」を包むとき → 無添加食品ラップ
・においの強い「キムチ」や「ニンニク漬け」の保存 → 添加物食品ラップ

そして、使い分けをするときの注意!
使用後の食品ラップを捨てるときは、分別することを忘れずに。
「無添加食品ラップ」は燃えるゴミでもいいですが、
「添加物食品ラップ」は燃えないゴミ(燃焼しない方法)になります!
食品ラップも上手に使い分けて、
「換え活」してみてくださいね。

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